「気候同行カード」とは
ソウル市は、2024年1月27日から「気候同行カード」と呼ばれる新しい公共交通定期券を導入しており、このカードを使えば、ソウル市内の地下鉄やバスなどの公共交通機関が30日間無制限で利用できます。
気候同行カードの利用者数は順調に増加しており、同年4月の1日平均利用者数は、当初の目標である50万人を超えました。(累計販売枚数100万枚を突破!)
2024年7月からは観光客にとってさらに魅力的な目的地となるよう、新しい交通機関乗り放題カードが発売されます。
このカードは、市内の公共交通を簡単かつ効率的に利用できるよう設計されており、国内外の観光客がソウルの多様な魅力を存分に楽しむための強力なツールとなることでしょう。
観光客向けカードの種類と特徴
この乗り放題カードは、ソウル市内の地下鉄、バス、さらには一部の観光地シャトルバスにも対応しています。
カードは1日・2日・3日・5日・7日券の5種類を販売する予定で、観光の日程に合わせて選べる柔軟性が魅力です。
また、カードには日本の交通系ICカード(Suica等)にも使用されているRFID技術が組み込まれており、改札機にタッチするだけで入退場が可能です。
料金プランと購入方法
一日券は15,000ウォン、三日券は35,000ウォン、週券は70,000ウォンで提供されます(仮)。カードは、ソウル市内の主要な地下鉄駅、空港、観光案内所で購入可能です。また、オンラインでの事前購入も可能で、事前に購入したカードはホテルや指定のピックアップポイントで受け取ることができます。
カードの利用方法
地下鉄やバスに乗る際、カードを改札機のセンサー部分にかざすだけでOKです。カードの有効期間は、最初に使用してから計算され、期間内は何度でも乗り降り自由です。カード残高は、各駅に設置されているカードリーダーで確認できます。
「気候同行カード」の意義
ソウル市の「気候同行カード」は、環境に配慮した公共交通の利用を促進する画期的な取り組みです。観光客向けカードの発売により、訪問者の利便性が高まり、持続可能な都市交通システムの構築につながることが期待されます。
発売から短期間で大きな人気を集めていることからも、ソウル市の先進的な取り組みに注目が集まっています。