旅の醍醐味といえば、なんといってもグルメ。サムギョプサルや焼肉といった定番グルメ以外にも、トレンドの韓国カフェ、ブームになっている話題のフードなど、この秋に味わいたい最旬グルメもさまざま。魅力的な食べものがたくさん揃うソウルへ、食欲の秋を満喫しに出かけませんか?
梨
9月から11月にかけて旬を迎える梨。生のまま食べても美味しいですが、オススメ料理は韓国の家庭料理「ぺスッ(배숙)」
梨にコショウの実を埋め、砂糖や蜂蜜などの甘味汁に浮かべたもので、秋夕(チュソク)に食べることが多いそうです。胃腸に優しく、風邪を引いた時や咳が出た時の特効薬としても知られています。
高麗エビ
オススメ料理は海老の醤油漬け(カンジャンセウ)。エビの身に醤油の味がよくしっかり入り、プリっとした食感が人気です。
エビの殻をむいてキッチンバサミで小さく切ってご飯にのっけ、漬けだれをかけていただきます。生のワタリガニを醤油漬けにした料理「カンジャンケジャン」は日本でも人気ですが、このカニを手軽なエビに代えてアレンジしたのが「カンジャンセウ」です。
ヒラメ
旬のヒラメは刺身「회(フェ)」として料理されます。韓国の市場や刺身専門店などでは必ず水槽があり、注文されてからさばくスタイルになります。
韓国では刺身を食べる際、魚1匹丸ごとを購入することが多く、刺身を切った後に残ったアラを使用してメウンタンを作ることが多いです。魚のお出汁をとって野菜と煮込んだ辛い鍋「メウンタン」は人気の家庭料理です。
蟹
春は産卵期を控えたメス、秋は栄養をたっぷりと蓄えたオスが美味しいと言われています。
生のワタリガニを、新鮮なまま醤油ダレに漬けて熟成させた「カンジャンケジャン」はあまりの美味しさに、本場韓国では「ご飯泥棒」と呼ばれる人気の韓国料理です。
白ごはんに合うので、カンジャンケジャンと白ごはんはセットで食べられることが多く、カンジャンケジャンの定番の食べ方です。